経営

POPのあれこれ

迷ったらコレ POP

とある物産店にて、こんなPOPが。

どこの物産店か、忘れましたが、ちょっと気になったので、撮っておいたもの。

確かに、なにを買おうか迷う、
ていうか、コレと言って目を引くモノがなかった記憶があります。

で、ポンと目に入ったのがこのPOP。
まぁ、ワタクシの顧客心理をついているではありませんか!!
ということで、この棚から買うことにしました。

なぜ、買い物に迷ったのか?
品揃えがどーもピンと来なかったからです。

ちなみに、POPだけでモノが売れることはありません。
POP→Point of Purchase、訳して、購買の点。
つまり、顧客接点のことです。
ヒトではなく、表示などで、顧客に訴えかけるラストメッセージです。

ラストがあるということは、ファースト・ミドルがあるわけで。

ファーストは、なんといっても、商品企画。
どんなシーンで、どんなお客様のお役に立ちたいのか?
それを物体化したのが、商品というわけです。

ミドルは、どのようにその商品を展開していくか?
欲しいと思うお客様に一番近づける場所(リアル・ネットでも)に、消費市場に、
どのように流していくのか?

そして、商品戦略としてのマーチャンダイジング。
品揃えや見せ方で、味付けをしていく。

この3ステップが揃わないと、いい商品とはいえないのであります。

この棚の商品、
いいもの取り揃えましたって感じを受けず、
売れ残り処分的な感じを受けてしまいました。。。。

食したら、とても美味しい!ので、ちょっと残念だなと。

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!