経営

怪しい経営コンサルタント

小悪魔

良し悪しの見極め

今、マスコミで騒がれているコンサルタント業界。
今日も、贈収賄事件で逮捕者がでました。

真面目に?ご支援している身としては、とても、はた迷惑な話です。

なぜにこんなに怪しいのか?
まずもって、お金が先に立つからではないかと感じております。
利益誘導、補助金詐欺、権益確保。

まー何でも、名乗れば**コンサルタントになれます。
自称でOK。

別に資格があるわけでもないし。

あっ、中小企業診断士がありましたね。
所轄は、経済産業省。

ワタクシも、中小企業診断士としても活動しています。

そんな立場から、
経営コンサルタントの良し悪しの見極めを考えてみます。

そもそも経営コンサルタントって?

これは、私見です。

会社さまの経営陣+従業員さまたちと協同で、
丸裸の信頼関係の中で、
目の前にある問題点の解決策の策定と実行、
目指していきたい将来に向けて課題を設定し、
PDCAサイクルを高速で回しながら、解決策を実行する。

目標は、
自律的に経営が成り立つこと
=会社さまのお客様が大満足して、その会社さまの商品・サービスを、真っ当な対価でお買い上げいただく。
そうすることで、従業員さんもやる気になり、かつ、生活基盤ができる。
さらには、経営者さまが枕高く事業に打ち込めて、この会社をやってよかったなーと思える。

ポイントは、クライアント様と経営コンサルタントとが、
丸裸の信頼関係、つまり相性が良くて、
長きに渡って、苦楽をともし、目標に向かっていくこと。

これを実行していくのが、経営コンサルタントだと考えています。

そして、経営っていうのは、とても守備範囲が広く、
人材採用育成・組織改革、商品・サービスの開発や提供、生産性向上、お金周りの健康。
まだまだ書けそうです。

これまた私見ですが、
今、列挙した事項に関して、一部だけ、コンサルティングするなら、
それは、**コンサルタントです。
例えば、組織改革コンサルタントとか、財務コンサルタント、マーケティングコンサルタントとかですよね。

これは、守備範囲の話なので、別に怪しさはないと思います。
相性がよければ、それで良し。

ここからが怪しいなと思っちゃう。

ここに、利権みたいなものが絡めば、一気に怪しくなる。。。。

今回の事件のようなお仕事の受託だとか、
給付金・補助金関係とか、
融資とかの金融取引だとか。

当社におまかせくだされば、必ず、なんぼ儲かりまっせ、
だから、フィーは、いくらいくら。

怪しさ満点、120点です!

ワタクシも、経営コンサルティング活動の中で、
事業計画を立て、目標値や着地点を出すこともありますが、
それは、様々な経営活動を通じて、課題を乗り越えての数字です。
そこには、「必ず」がありません。
経営コンサルティングには、正解がないから。学校の勉強じゃあるまいし、
相手は生き物のようにどんどん進化していく社会や消費者だから。

この差を見極めると、怪しいコンサルタントなのかどうか分かると考えます。

ご参考なれば幸いです!

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!