つれづれなるままに

中小企業診断士を取得するということ

パスポート

最近、お問い合わせが多いもので。。。

知人から、中小企業診断士になりたい方がいて、
どう試験対策すればいいのか?
どのように仕事をしていけばいいのか?
といった、ご相談をうける機会が増えてきました。

ワタクシでお役に立つなら、いくらでもお話します!
てなわけで、つれづれなるままに書いてみようと。

資格を取るということは、基本いいことだと考えています。
(その方自身がブランディングされているなら別ですが。。。)
でも、資格はブランドではありません。
資格は資格に過ぎない。いわば、パスポートみたいなものです。

中小企業診断士がはたして全国に何人いらっしゃるのかわからないのですが、
取った瞬間は、諸先輩方の最後尾に到達したに過ぎないことをまず認識すべきです。
(どんな資格も同じ)

中小企業診断士は、独占業務はありません。
ちなみに、 他サムライ業は、独占業務があります。
ということは、仕事の内容、手段と方法は無数あることになります。

こういう資格の特性の中で、いかに自身を高めることができるか?
つまり、中小企業診断士として、支援先企業様(クライアント様)の業績向上に寄与できるか?
この1点だけが問われます。
その手段と方法が無数だといいたい。

支援の切り口が、経営戦略だったり、マーケティング、財務、とか、
はたまた、業種業態の専門で支援するのか?
支援形態も、公的支援メインなのか、企業様との契約によるものなのか?
コタエは、一律にあるわけではありません。

そして、気になる勉強法ですが、
もう10年前くらいの経験値でのお話ですが、
ケーススタディ試験なので、この箱庭の中にいる企業様の成功をどう導くか?
アナタのオリジナルアイデアなんて、答案用紙は求めていません。
リアルの企業様も、実はおんなじですけどね。
素直にセオリーどおりに、紙上提案を行う。

企業の現状から導かれる強み、問題点の把握とその根本要因。
時代の風景の変化、ヒト・モノ・ノウハウの組み合わせである儲ける仕組みの組み立て。
儲ける仕組みを支える経営環境の整備、それにかかるお金と時間。
それから、、企業が大事にしている考え方・想い、将来像。
事業継続には乗り越える課題があって、どんな手段と方法で解決するか?

そんなことが問われています。

これだけは、いいたい!
ぜひ、志の高い方の挑戦をお待ちしております。
クライアント様の成功をともに喜ぶ、その先いらっしゃるクライアント様のお客様の喜び。
これを体感してしまうと、
あー、この仕事してよかったな、中小企業診断士になってよかったなと実感できます。

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!