続けてきてよかったと思うとき
5年以上お付き合いさせていただいている会社さま。
最近、
周りの方から、探りを入れられるそう。
「どうして、そんなにうまく言っているの?」
「この厳しい状況で、なぜ、乗り越えることができるの?」
と。
そして、社長さまは、まぁーねと言葉を濁すそう。
直接的ではないにせよ、
お褒めのお言葉をいただき、感謝しております。
売上とか、利益とかを超えて、
一番嬉しいのは、
「ありがとう」と言われることです!
この仕事の醍醐味だと考えております。
お付き合い始めたころ。
それは大変でした。
借財も多く、資金繰りが不安定で、
どうしても、自分の作る商材の良さが伝わらない。
手元資金も薄く、
明日どうなるかわからない状況。
ちょっとしたきっかけで、
お知り合いになり、お付き合いが始まりました。
最初は、
まずは、どこに問題を抱えているか?
徹底的に対話を重ねました。
そのうえで、
自己分析を、すべて数字で、
行っていただきました。
もちろん、お手伝いは当然です。
そして、
手元資金を手にいれるべく、
金融機関との連携を強化するようにお手伝い。
数千万円の融資を社長自ら獲得しました。
そこから、
事業の自己再生が始まります。
次におこなったこと
製造業であることから、機械類の設備投資は必須。
取替投資のお手伝い。
古くなって、修繕費のかかる機械を売って、
最新式の機械の入れ替える。
その時の財務の考え方もご教示。
そして、
機械を最大限活用できるよう、
人時生産性を最大化したり、(要は、投入を少なく、産出を多くする)
どの製品を、どれだけつくったらいいのか?という
製造業のキーポイントを一緒に考えました。
数字で考えていくと、、
これまで、主力だと思っていた製品の利幅は薄く、
意外と違う製品群が利幅が厚いことが判明。
そこで、
製品の作る量を、大幅に入れ替えました。
得られたご利益
今、当初借りた運転資金の返済が重くのしかかる状況ですが、
難なく、決算を迎えることができました。
今年の正月は、いい酒が飲めたとも。
製品にかける想いも、
半端ないくらい熱いので、
いまや、
売るから売れるに変化しています。
引き合いがすごいのです。
作る前から、売れている状況です。
これが本当の狙いです。
まぁ、製造業でも、小売業でも、
作る前から、仕入れるまえから、
売れているのなら、
経営者としても、安心して、枕高く眠れますww。
もちろん、
製造段階で気を抜くことができませんし、
きちっとお約束どおり、納める物流の確保も大事です。
いまは、ここの段階を整備しているところです。
ワタクシは、ほとんど何もしていない。
ただ、ただ、寄り添い、
対話を重ねて、気づいていただいて、
実行をしっかり行っていただく。
そのお手伝い、
マラソンでいえば、伴走している感じ。
一緒に走って、一緒に苦しんで、一緒に喜んで。
そして、
競合他社や、お友だちの社長さまから、
どうしてーーーと聞かれるようになるというわけです。
ワタクシの使命。
社長さまが自らの姿を、
ワタクシとの対話を通じて、
しっかりと見ていただくこと。
そのうえで、
明日からできる打ち手をお示ししながら、
自らの気付きとともに、
改善活動を行っていただくこと。
そして、
社長さまのお客様の幸せ、
社長さま自身の幸せ、
そこで働く従業員さんの幸せを、
みんなで分かち合いたい。
そんな社会の一端に存在していきたい。
これ、ワタクシの本心です!