なんで、3月末が決算月ですか?
唐突ですが、
みなさまの会社って、3月末決算が多いのではないでしょうか?
なぜ、3月末ですか?
考えたことありますか?
みんながそうだから、ですか??
ちなみに弊社は、6月末決算。
弊社コンサルティングにおいて、
決算月の見直しは必須事項として、
ご提案のひとつです。
決算月は、戦略的に決めよ!
結論はこれです!
聞くけど、いつがいいのさ?
と聞こえてきます。
答えは、繁忙期が始まる直前です。
わかりやすい例であげれば、
北海道の農家さんかもしれません。(ご参考までに)
北海道の農家さんは、
冬は、生産活動ができません。
繁閑がはっきりしています。
春に種を巻き、
夏に農作業をして栽培する。
秋に収穫して、出荷する。
そして売上高が入ってくる。
さて、いつがいいでしょう?
答えは、、、
夏の終わりです。
たとえば、8月とか。
8月までは、一生懸命に生産活動をしています。
でも、収穫は、秋から。
つまり、
8月までは、どんどんお金と人手をつかって、
利益を削っているわけです。
ということは、
8月が、1年の中で、利益が薄いというわけ。
だから、課税所得が小さいはず。
ということは、法人税等が少なくなる!
税金額のコントロールも経営の肝です!
それよりも、大事なこと。
法人税等額がすくないことがわかりましたか?
実は、資金繰りがよくなる可能性を秘めています。
売上高が入ってくるのは、秋ですよね。
ということは、1年で一番お金が集まりだす頃。
なので、納税資金が手元にある状況になります。
逃れられない消費税等とともに、
10月末までに納付することになります。
もし、なにも考えず、
世の中が、みんな3月決算だからといって、
3月末決算にしたら、
不作の翌年だと悲惨なことがおきるかも。
というのも、
不作ということは、資金が大変。
そこにもって、5月に納税。
さらにもって、
生産活動の真っ最中なので、
営農費や人件費が重くなるころ。
資金ショートへまっしぐらです。
消費税分納とか、借入起こすとか、、、
そんな面倒は辞めたい。。。
さて、みなさまの業種業態の特性は、
季節変動をしっかり抑えましょう、
ていうか、肌感覚でわかっているはず。
年末年始が忙しいなら、
10月末決算とか。
海の家の経営なら、春先の決算かな?
宿泊業だって、繁閑がはっきりしています。
もうひとつ最後に。
12月末、3月末決算が大方の企業様が多い。
年の前半は、会計事務所さんの繁忙期!
そこを避けて、決算を組めば、
会計事務所さんも、ゆったりと、しっかりと対応してくれます。
そんなメリットもあります。
さて、あなたの会社は、いつ決算月変更しますか?
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