経営

年度末ですねー。

さくら

少なければ、少ないほうがいいもの。

北海道も少しずつ春めいてきました。
気温も、朝はまだ冬の気配を残しつつ、
日中は、2桁になることも。

いつ、桜は咲くのかなー。

年度末。
別れの季節、新たな出会いの季節。

ていうか、多くの企業が決算を迎える。

これが、また大変ですよね。

決算を迎えるにあたり、処理しておきたいことを、つれづれと。

勘定科目と遊休資産

はい、この2つに付きます。

それってなに?と聞かれそうなので、説明します。

勘定科目

ざっくり言ってしまえば、
決算書に出てくる、ずらっとならんだお金の項目です。

ここでは、貸借対照表に注目です。

現金に始まり、売掛金だの、棚卸資産だの、と、書かれているアレです。

この、勘定科目の個数が少ないほうが、美しい♡決算書です。
シンプルイズベストってわけです。

この決算に向けて、いやな勘定科目を消してしまいたいのです。
金融機関的にも、これから上げる勘定科目があると、
むむむと思われてしまいます。

役員貸付金:会社から社長など役員に流れているお金、役員報酬できちんと払えばいいのに
仮払金:ひとまず、払ったお金、支払い内容が意味不明
前払費用:保証料など内容がわかるものはいいのですが、それ以外は、、、

まぁ、この3つは、特に先に上げた2つは、消しちゃいたいです。

要は、きちんと、会社と個人が別れていますよーというのが大前提。
中小企業、殊オーナー企業においては、
会社は、かわいい我が子のような存在。

でも、別人格ですから、節度をもって、分離したいです。

税理士さんが見てくれるので、大丈夫ではと?と聞かれそうなので、答えますが、
この、貸借対照表ってやつは、税金の計算に、ほとんど、影響がないので、
ほいっと、計上して終わりというパターンが多いのではと思います。

ということで、会社の方から、アクションを起こして、税理士と打合せしてくださいね。

遊休資産

その字が表すように、
遊んで、休んでる資産です。

使わなくなった、設備などを指します。
土地や建物もそう。

要は、会社内の断捨離をしましょうということです。

使わないものを持っているということは、
固定資産税を余計に払ったり、管理コストがかかっていたり、
ムダにスペースを占拠していたり。
いいことありません。

これを機に、処分しませんか?

会社もすっきり、帳簿もすっきり、気持ちもすっきり。

いかがでしょう。

春を迎えるにあたり、心機一転。
気持ちよく、4月を迎えましょう。

※追記、
この書き込みの通りしていただくと、業績がすぐによくなります。
そのあたりは、次回にでも書きましょうか?
ついでに、金融機関との交渉事もスムーズなったりして。

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!