個人向けサービス業のクライアントさま
創業3年、創業前からお手伝いさせていただいている同社。
昨日、11月決算前のお打ち合わせ。
10月末の試算表を拝見。
ふむふむ。。。
着地点予想、売上高1億円強、税前利益3000万円でございます。
ちなみに、長期借入金<現預金で、実質無借金。
10月に、1本大きな長期借入金を繰り上げ返済して、
であるのに、期首より現預金が増えています。
そう、30%の売上高利益率。
はて、いくら、税金を払わなきゃならないのか?
どきどきしています。
得てして、
サービス業って、固定費が高い。
家賃とか、とくに人件費とか、
だから、なかなか利益を出しにくい。
さらに、サービス業だけに、待ちの営業スタイルで、接触を伴なう。
コロナ禍で、一番たいへんなはず。。。。
なのに、この3年間、しっかり係数面でも、成長しています。
この3年間でなにが変わったのか?
創業当時は、右も左も分からない、そんな状態でした。
そりゃそうですよね。
経営者デビューですから。
ちょっと、ご披露しますね。
お客様をお金でカウントしなくなった。
サービス業ですから、客数がそのまま、売上高になります。
もちろん、客単価も大事ですが。
意識改革、
社の経営理念をしっかり胸に刻むこと。
「本気で、お客様に感謝し、お客様に感謝される会社になる」
かけば、当たり前のことなんですが、
新卒1年目の社員もしっかり、叩き込まれ、
会社としても、それを口にして、本人に伝えています。
社長だけで、会社を振り回さなくなった。
つまりですね、
中間管理職を育成したわけであります。
その効果は、教育に出てきます。
というのも、
社長と新入社員って、距離が遠すぎる。
だから、なにか事細かく注意などすると、萎縮してしまう。
それから、
従業員規模からして、もうひとりで、切り盛りする規模ではない。
だから、中間管理職とのミーティングをとても大事にしています。
その中間管理職は、その部下とのミーティングを大事にしています。
このチームワークが、社一丸となる秘訣なんです。
従業員が意識しているは、満足度と時間
お客様が、どういうサービスに満足を感じているのか?
徹底して、自らが考え抜き、本気でお客様と向き合います。
従業員ひとりひとりが、何かのスペシャリスト。新入社員であっても。
そして、
人間に等しく与えられた時間を最大限活かしきる業務を目指しています。
そのためには、
自分が全部やるよりは、まわりの従業員のそのスペシャルを活用して手分けしたほうがいいわけです。
その意識の高さ、ハンパないです。
今日の自分より、明日の自分のほうが成長している。
必ず、なにかしら1つでも、成長していることを会社は求めています。
なんでもいいんです。
スキルなのか、マインドなのか、単純作業でも。
必ず、なにかするときには、学びを求める。
それができない従業員は、置いてきぼりを食らってしまう、
そういう社風になってきました。
結果としての決算見込み。そして未来へ。
数字は、本当にその姿を見せてくれます。
決算見込みは、その成果(過去)の姿です。
このクライアントさまは、次に向けて、自ら課題を探索しています。
課題は、目指したい将来像があるからこそ、出現するハードルです。
いま、これから作り上げる未来に向けて、
鉄砲玉(資金源)を、それよりも大事な人材を、大切に育てている最中。
これからも、応援していきます!