経営

小さなお店の戦い方

お店

公的機関から、セミナー依頼

メールが1通。

セミナー講師をお願いできませんでしょうか。。。
はい!喜んで!
少しでも、皆様のお役に立てるなら!

だが、しかし。
お題がむずかしい。

デジタルに振り回されず、ちいさいお店で儲ける

さて、さて、どういたしましょう。
いろんな観点からお話しすることができそうです。

でも、何でもかんでも入れればよいというものでもない。

思考整理してみます。

小さいお店の存在意義

小さいと言っても、ここでは、コンビニのようなチェーン店を想定せず、
個人経営、家族経営のお店を想定します。

個性=空間×時間×商材×ISM
と定義しようかなと。

この個性が研ぎ澄まされるほど、存在意義が際立ちファンができるのではと。

空間:居心地のよさ
時間:豊かな生活の実現
商材:確かな品質のある商品サービス
ISM:店主の心意気

これは、業種にかかわらず変わらないと考えています。
飲食店・アパレル・雑貨屋さん、美容室などなど。

とかきつつ、気になるのは、コロナ禍。
大きく、影響を受けたのはたしかです。

でも、その中でも、しっかり顧客のハートをつかみとり、
売上高でいえば、前年同期比を超えているお店もある。

それは、
「本気で、お客様に感謝し、お客様に感謝されるお店になる」
と考え、目の前のお客様に全集中し、しっかりとサービス提供しているからです。
お金(売上高)は、あとからついてくると、考えて、活動しています。

コロナウィルスで、人々の分断が目立つこの頃、
前述の通り、しっかりとしたISMに基づいて、
サービス提供すれば、交流が生まれる、気づきも生まれる。
そう、その気付きというのは、環境変化の足跡です。

環境変化は、お客様の心変わりです。
心変わりが、行動を変える、つまり、消費行動を変える。
その心変わりの機微を捉え、商品サービスをチューニングしていく。
時代の空気の流れを、直に感じる。
これが大事ではないでしょうか?

POSデータでは、出てこないデータです。
データではなくて、是非にほしいお客様の心情の変化。
これに対応できるお店が伸びていると考えています。

じゃあ、なにをすべきで、なにをすべきでないのか?

これまで培ってきたノウハウをいかに縦横展開するか?
お客様に全力でサービスできることは何なのか?

これに尽きると考えています。

今までの経験から、お客様の心情から、新たなサービスを生み出すのはアリ。

でも、これが流行っているから、、、とか、
メディアで人気だから、、とか
だと、踏み込みが浅いのではと感じます。
というのも、そこには、お店のお客様がいないから。
お客様がいないということは、単なるアイデア論にすぎない。

お客様は、豊かな生活を送りたい、背中がかゆいようなお困りごとを解決したい。
そう考えていると、ワタクシは感じています。

では、自分のお店で、できることはなんだろうと、
それじゃ、これならできる!やってみよう~という気持ちが必要だと考えています。

デジタル化と小さなお店の相性。

デジタルって、IT化と捉えるのか、今流行りのDXととるのか?
これも考えどころです。

業務効率化のために、ITを導入する。
これはアリだと考えています。
予約システムとか、在庫管理とか、
身近なところでは、経理業務とか。

デジタル・トランスフォーメーション(DX)となると、
根本から、ビジネスの仕組みづくりから、行うことを指すと考えていますので、
これまでやってきた小さなお店の良さを消すことになりかねないと思います。

これが大企業であれば、
例えば、電気自動車をつくるために、
各社合同で、システムづくりから、始めるみたいなものだと考えています。
とても、個人経営のお店でできるものでも、やるべきものでもない。

小さなお店のメディアとの付き合い方。

メディアといっても、
マスメディアもあれば、身近なSNSもある。
そういう時代になりました。

テレビ・新聞から、ポケットに入っているスマホへとでも言えましょうか?

小さなお店だからできる情報発信、
それは、パーソナライゼーションと横文字で書ける。
一人ひとりのお客様に向けて、個々に発信することができそうです。

LINEなのか、いままでありそうなDMなのか?
手段はともかく、ひとりのお客様を想定して、メッセージを発信する。
そうすれば、よりファンづくりに貢献できるのではと。

また、新しいサービスを始めるとき、
いままでより、コストをかけず、情報発信できるようになりました。
そう、スマホです、手軽にできるしね。

発信すれば、受信もある、
ということは、お客様の反応をみることができる。
そこで、商品サービスをブラッシュアップできる機会を得ることができそうです。

と、だらだらと書いてきましたが。

おかげさまで、セミナーメッセージの骨子ができてきました。

まだまだ、荒削り。

さて、パワポにこの原稿を落として、仕上げていきます!


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ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!