弊社は、一見さんお断り。
中小企業診断士の業務で、
補助金申請書の審査というものがあります。
どさっと、申請者様が書いた申請書を審査するというもの。
これが結構、骨が折れるものでございまして。
みなさん真剣に書いた申請書。
短期間に、多くの申請書に、点数付けをしていくというものです。
補助金申請セミナーなど、ご依頼いただくこともあるので、
その要点をを今日はご紹介。
なお、弊社業務ポリシーとして、
クライアント契約先様の補助金申請のみ、ご支援しております。
その企業様の現状を知らずして、
真に、その企業様のお役に立てることはないという考えから、
補助金申請だけでのご支援は控えさせていただいております。
あしからず。
社全体の経営戦略に即しているか?
弊社オリジナル事業計画マップ®にまずは全体戦略を落とし込み、
ワード等で、事業計画を策定しているか?
つまり、ちゃんと、自社の強み、課題、解決の手段と方法が、
しっかりと、組み立てられているか?
これをまず見ます。
さらに、その方向性が、しっかりと、数値の裏付けがあるか?
を考察します。
単に、資金ぐりのための補助金申請はタブーです。
なぜなら、先払い、後入金なので、一部自己負担が発生するから、
安易な申請・活用は、ますます資金繰りを悪化させるためです。
政策の意図に即しているか?
補助金の財源をたどれば、税金や国債です。
つまりは、国民の負担によって、賄なわれているということです。
事業基盤の強化、新しい価値創造、雇用の確保、に、
寄与できるものか、まず判断をします。
その上で、適正な支出であるかを見極めます。
また、今後数年にわたって、
設備投資なり、販売促進活動が、継続されるかも考察します。
定性面での事業計画、定量面での効果が、
しっかりと仮設検証され、納得性があるか、見極めます。
プレゼンはわかりやすく
多種多様な、業種業態の企業様の申請書を拝見するのですが、
一体なにをして、どういう経済効果を、世にもたらすのか?
ここがキーポイントです。
平たくかけば、
経営戦略がしっかりしているか?
今回の投資によって、顧客の便益が増大するか?
事業基盤が強化され、継続的に価値創造ができるか?
政策の意図にあっているか?
見えない将来を切り開く可能性に満ちているか?
つまり、ここに書いていることは、
経営戦略、マーケティング、マーチャンダイジング、投資対効果
など、経営戦略論そのものなんです。
それを、自社独自でしっかりと立て付けができているか?
第三者目線で、独りよがりのものになっていないか?
見極めて、審査していきます。
あと、大事なのが、自分の言葉で書いているか?
というのも、
アツイ想いがないと、長い期間、その事業に打ち込めるのか?
疑問符がつくからです。
ちなみに、
実行した補助金事業は、履行義務が発生します。
ただでもらえるカネなど、世の中にありません。(断言)
補助金は、両刃の剣です!
活用するも、しないも、慎重に!
お申し込みは下記よりお受けしています。5月・6月・7月各月先着3社様限定でお問合せ順に弊社よりご連絡差し上げます。