経営

こくせん用語集:空中戦

飛び立つ飛行機

言葉って、2種類あるんです!

まさに飛び立つ飛行機。飛行機好きのワタクシにとって、ほれぼれする光景であります。

でもですね、コミュニケーションを取る上で、飛行機はときに危険な乗り物になります。

空中に浮いているということは、頭の中にぼんやりと、まとまりなく、イメージだけ、もうちょっといえば、思考がまとまっていないということ。

コミュニケーションをとるとき、お互いイメージしているものが違って、噛み合わないことや、議論が進まないこと、さらには、単なる意見表明だけで、なんら生産性のないお話し合いになることもしばしば。

ここで、コンサルティングの現場で使う用語が登場

空中戦:口頭のみでのコミュニケーション

地上戦:紙面等に落とし込んで、言葉の定義を相互に確認して、思考を組み立てていくコミュニケーション

こんな提案。

ある程度、お話が進んで硬直状態になったら、そろそろ空中戦はやめて、時間がかかるけど、地上戦にしませんか?

企業が向かう方向性、そもそもの想い、それを叶える経営活動、日々の経済活動。

それらを、文字と数値の裏付けをつけて、地上戦に持ち込みます。

結果、これって、事業計画書をづくりの基本なんです。

肌感覚でいえば、中小企業の8割方以上は、事業計画書をつくってもいないし、その効果も実感したこともないと思います。

プライベートだって、やりたいことを単にスケジュール帳にメモっておくだけでも、結構自分という人間が分かって、どう叶えていくのか、自然と考えるものです。

さて、そのうち、秘伝??の事業計画書づくりのポイントを公開しますね。WEB上セミナーみたいな感じで。

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!