階層社会の出現
ワタクシも、電子書籍で、最近読みました。
橘玲氏の「上級国民 下級国民」
11万部のヒット、紀伊國屋書店全店8月第一位とか。
内容は、書に譲るとして、思うところをつれづれなるままに。
あくまでもワタクシ的見解です。あしからず。
まずは、言葉の定義が必要かと。
階級=うまれもっての社会的地位(士農工商とか、そういうやつ)
階層=生まれた環境もあるが、取り巻く環境、掴み取った環境による社会的居場所
と、ワタクシは、定義します。
階級社会は、これは、如何ともし難い。
どこのおうちのこどもになるかで、人生が決まっちゃう。
いまの、日本は、決してそうではない。
で、大切なのは、「環境」だと考えています。
両親が考える、漠然と思う世界観がつくる家庭環境。
住んでいる地域の特性がつくる環境。
自らが選んだ教育環境。(受験は自分の意思ですからね。)
仕事をする上での心構えをもって作り出す環境。(職に貴賎なしともいいます)
私生活を豊かにするための遊び方。
そして、人生そのものに対する価値観。
当然、生まれたときは、親がもつ世界観・環境が100%
でも、年齢を重ねれば、自らの意思で動くことができる。
少しづつの行動の変化、思い切った決断で、環境を変化させていく。
そこでは、階層が邪魔することはない。
蛙の子は蛙ではないし。トンビだって鷹になる。
自分の意思では、どうしようないという世界観が、この本のタイトルが表していることなのかな。
そういう雰囲気が日本を覆っているような気がします。
さて、みなさま、いかがでしょうか?
今日から、何をしていきます?