風当たりが強くなってきたかな?
晴れの日に傘を貸して雨の日に取り上げる。
なんて、言葉があります。
普段お付き合いしていて、融資をしていただいている金融機関様。
あれっと思ったら、金融機関の態度が豹変。
景気が悪くなったり、業績が低迷したら、
貸し剥がしになるってやつです。
金融機関だって、営利企業です。
お金という商品を扱って、
役職員の生活を守っているわけですから、
極端なリスクをとることはありません。
あったとしても、
しっかりと、リスク管理できるよう、監視するわけです。
元はといえば、
預金者の虎の子を貸し出しに回しているわけですから、
大事な資金を回収できないのは、
大変なことです。
最近、ちょこちょこと、
短期借入金に関してですが、
借り換え時期に、
全額借り換えではなく減額を提案されたり、
長期借入金への変更などへと提案されたりと、
耳に入ってくるようになってきました。
ちょっと不安定な企業さまに対しては、
金融機関が回収モードにはいったのかなと。
もちろん、財務基盤がしっかりしている企業様には、
しっかりとお貸出をしているのも事実。
やはり、コロナ禍が大きな転換点になったのでしょう。
早めの対応を
現金は、企業の血液。
資金を引き上げられたら、にっちもさっちもいかなくなる。
年末、年度末を控えたこの時期。
慎重にいきたいものです。
資金繰りとしては、やはり枕が高いほうがいい。
自らでできる経費削減策、
お客様相手になりますが、売上増大策、
そして、金融機関さまからの借入れ。
早めの対応が必要です。
弊社も、まずは、がっつり固定費を削減。
4月に真水をいれて、
その上で、投資をして、
現在、じんわりとですが、投資回収中でございます。
どんな業種・業態でも、
経営ということでいえば、原理原則は同じです。
未来を見越して、経営活動を変えること、
そして、足元の経済活動の手段と方法を変えていくこと。
そのためにも、じっくりと、
ワードを立ち上げて、経営活動を見直し、
エクセルを立ち上げて、資金繰りを見直してください。
まずは、そこからです。
自社の状況を的確に捉え、
未来を創り出していきたいものです!