経営

決算書のどこを見るかで経営者の資質がわかる

資金繰り

枕高く、経営しよう!

昨日のミーティング。

ちょっとしたクイズを、
幹部候補生に、出してみました。

試算表が手元にあって、何から見ますか?と。

答え:バランスシートと言ってくれました。

大正解!!!

みなさん、損益計算書PLは見るでしょうが、
貸借対照表は、あまり見ないのでは?
と、ワタクシ感触があります。

まぁ、候補生ですから、
どうみれば、いいのかは、分からず。
正確に書くと、どういう観点からみたら、
有効なのか?

主な点として、2つ上げました!

さて、なんでしょう?

わかっている方は、きっと少数派のデキル経営者です。

現預金残高と長期借入金のバランス

これが1つ目。

目指すべきは、
無借金経営ではなくて、
実質無借金経営です。

この差わかりますか?

無借金経営は、本当に長期借入金等借り入れがない状態。
かなりの現預金残高があれば、
それで良し。

しかしながら、
例えば、新型コロナウイルス感染症の蔓延、天災などのピンチに耐えられるか?
チャンスの女神がウィンクしたとき、さっと捕まえることができるか?
これができるなら、無借金経営でもいいと思います。

では、実質無借金経営とはなんでしょうか?

・・・・・

わかりますか?

現預金残高>長期借入金等借り入れという状況です。

となれば、
今ある現預金で、借り入れをぽんと返せる状況です。

目指すべきは、実質無借金経営です。

借り入れは、ある意味、
金融機関からのお墨付きです。

経営のモニタリングをしてくれるわけですから、
そういう点も加味して、
借り入れとどう付き合うか、
判断するほうが、いいでしょう。

現預金残高と経費のバランス

ワタクシの考えるおすすめ現預金残高の2つ目は、
現預金残高と経費のバランス。

最低でも、
3ヶ月分の支出(仕入れ原価+販管費の3ヶ月分)は、
現預金残高として持ちたい。

理由としては、
よくあるあるの末締め翌末払いとかに対応するためです。

末締め翌末払いということで、着金するというビジネスの場合、
2ヶ月分は、現金化されていないということ。
だから、余計に1ヶ月分くらいもって安心して、
資金繰りをしたいという意味合いです。

もし、
3ヶ月分の資金を持っていないなら、
即座に融資を受けるべきと考えます。
それも、長期借入金、金銭消費貸借契約ってやつです。

これが、貸借対照表の見方です。

わかりましたかー?

貸借対照表は、
正直、まだまだ見たいところはありますが、
ひとまず、この2点だけでも、チェックしてみましょう。

さて、
貸借対照表の秘密。

まだまだあります。
見どころたくさんです!

でも、
今回も、教えてあげないよー。

別に、同業他社さんが真似しても困らないけどね。

もし、ご興味ある方は、
↓のお問い合わせで!


「こくろぐ」は、札幌市を拠点に
北海道全域へご訪問している
経営コンサルタント/中小企業診断士
国仙悟志のサイトです。

経営コンサルティング全般【経営戦略・経営理念・人事・マーケティング・財務戦略・マーケティング・マーチャンダイジング・ブランディング等】及び、オリジナルの事業計画書「事業計画マップ®️」を軸とした起業・創業・再建のご支援を行い、北海道の中小企業様の「これから」を応援しております。

ご支援の流れは初回ご相談→診断→ご提案となり、
初回のご相談は無料です。
必要なご支援をお届けするために、
売り込みなどは一切行いませんのでご安心ください。

このようなご相談もお受けしています

  • 中小企業診断士にはどんなことを相談できますか?
  • 多くの費用はかけられませんが「何を相談できるか」のご相談も可能ですか?
  • 緊急の売上減少対策が必要です。単発のご相談にも乗ってもらえるでしょうか?

企業様の数だけあるご相談のカタチに寄り添います!

これまでのご支援企業様の地域:全道各地へお伺いしております。
札幌市、旭川市、函館市、富良野市、苫前町、釧路市、美幌町

ご相談・お問い合わせはこちら

LINEでご相談受付しています!

LINEで簡単にお問い合わせができるようになりました!
お友だち申請をしていただいて、メッセージをお送りください。

友だち追加

QRコード読み込み、または友達追加をタップで追加いただけます!

ABOUT ME
国仙 悟志
ヘンタイ・パーマ・筋トレ・ 中小企業診断士のこくちゃんこと、代表の国仙です。 早稲田大学法学部卒業後、地方大手百貨店に入社し、店頭販売、販売促進、店舗運営、民事再生法手続関連部署を経験し、その後中堅石油販売会社へ。中小企業診断士を取得後、2011年に独立開業、2014年に法人を設立。百貨店時代に経験したマーケティング、マーチャンダイジング(品揃え戦略)、プロモーション、企業再生、そして、石油販売会社で経験した中小企業の実体験などをベースに日々北海道内外を飛び回っています!