そんな難しいはなしではございません。
毎年繰り返される決算。
決算が終わり、税務申告をして、納税する。
当たり前に会社に求められることです。
ところで、みなさま。
決算月って、どうやって決めましたか?
世の中、3月年度末だし。
業界的に*月が慣例だし。
個人事業からの法人成りで、12月とか。
弊社は、6月決算。
ついこないだ、お陰様で、決算を無事迎えることができました。
これから、決算処理、税理士先生へ渡す資料を取りまとめるところです。
なぜに弊社は、6月決算なのか?
普通3月では?12月では?
そんな謎にフォーカスします。
決算月は自由に決めていい。
個人事業主は、個人の確定申告なので、強制12月末ですが、
法人は、自由に決めていいんです。
とあるクライアント様は、8月20日です。
とあるクライアント様は、弊社と同じ6月末決算。
また、とあるクライアント様は、11月末決算です。
あとの2つのクライアント様は、
ワタクシのアドバイスで、決算月を変えていただきました。
すると、、、
資金繰りが楽になったのであります!
なぜでしょうか?
商売には季節繁閑がある。
これが理由です。
繁忙期に、決算を設定すると、
一番、売上高が多くて、かつ、手残りである利益(課税所得)が大きいことが多いです。
となれば、利益にがっつり税金がかかるわけです。
税額が膨れ上がるのがひとつ。
もうひとつ、曲者は納税なんです。
納税は、法人において、決算から2ヶ月以内と決まっています。
このときに、納税資金を準備しておかなけれならない。
で、ですね、
繁忙期が過ぎ、閑散期に、お金が少しずつ少しずつ、出ていく時期に、
法人税等+消費税等を納めることになったら、、、
資金繰りがキツくなりますよね。
とある社長さんは言っていました。
いっつも、春先になると、資金繰りが厳しくて、
借入を起こしているんだよね。。
まさに、納税資金が、資金繰りを圧迫しているからです。
だから、決算月は重要。
一番、閑散期が続いて、利益を吐き出す月に決算を迎え、
決算後から、繁忙期を迎えるようにする!
これが、このマジックのキーポイントです。
固定費は、年間を通じてかかってくる。
つまり、利益を吐き出している状態。
そこで、決算をすれば、課税所得がすくなくなっているはず。
そして、繁忙期を迎え、売上高が2ヶ月分入ったところで、納税なんです。
そうすれば、手元資金が楽だとおもいません?
個人の生活でいうと、例えば自動車税。
あれって、5月31日納期限でしょ。
もし、ボーナスが出る6月が納期限だったら。。。と思いませんか?
そう、そういう感覚で、
決算月を変更しちゃうんです。
はい、すぐに、税理士の先生に相談ですね~。
弊社6月決算の理由は、ここにあります。
4月から「世の中の新年度」になって、
公共事業が立ち上がるのは、まぁ5月か6月、
売上になるのは、7月以降ってことが多いから。
まぁ、最近では、公共事業をお預かりする比率が減ってきたので、
あまり意味がなくなってきましたが、、、、
若干ながらも、公共事業があるので、いちおう理論的には、いいかなと。
繁忙期、月次試算表ではなく、年間推移の試算表で見る。
月のでこぼこ、これを見極めましょう。
ていうか、社長が一番、繁閑のリズムを知っているはず。
売上高ベースだけでなく、税引前当期純利益で見るのがポイントです。
さーて、会計ソフトと戦いますか!
「こくろぐ」は、札幌市を拠点に
北海道全域へご訪問している
経営コンサルタント/中小企業診断士
国仙悟志のサイトです。
経営コンサルティング全般【経営戦略・経営理念・人事・マーケティング・財務戦略・マーケティング・マーチャンダイジング・ブランディング等】及び、オリジナルの事業計画書「事業計画マップ®️」を軸とした起業・創業・再建のご支援を行い、北海道の中小企業様の「これから」を応援しております。
ご支援の流れは初回ご相談→診断→ご提案となり、
初回のご相談は無料です。
必要なご支援をお届けするために、
売り込みなどは一切行いませんのでご安心ください。
このようなご相談もお受けしています
- 中小企業診断士にはどんなことを相談できますか?
- 多くの費用はかけられませんが「何を相談できるか」のご相談も可能ですか?
- 緊急の売上減少対策が必要です。単発のご相談にも乗ってもらえるでしょうか?
企業様の数だけあるご相談のカタチに寄り添います!
これまでのご支援企業様の地域:全道各地へお伺いしております。
札幌市、旭川市、函館市、富良野市、苫前町、釧路市、美幌町
ご相談・お問い合わせはこちら
LINEでご相談受付しています!
LINEで簡単にお問い合わせができるようになりました!
お友だち申請をしていただいて、メッセージをお送りください。
QRコード読み込み、または友達追加をタップで追加いただけます!