現状に甘んじない。
コロナショック。
いろんな事柄が浮かび上がってきました。
いいも、悪いも。
そもそも、
一昨年から、全般的に景気後退の足音が聞こえていました。
お金の循環が悪くなり、
追い打ちをかけるように消費税アップ。
そこに、今般のコロナ禍。
もう少し正確にかくと、
コロナが新しい地平線を完全に開いたといえると考えています。
いい面。
わかりやすいところで、働き方改革がすすんだこと。
東京一極集中が少しではありますが、緩和される傾向にあります。
リモートワークの進展
=男性社員がウチで仕事をするようになり、通勤地獄から脱出でき、おうちじかんが確保できるようになったこと。
=女性も、子育て時間が確保できるようになった。
時間使いの達人たちは、
新しい仕事の仕方、生活の仕方を得ることができたといえます。
改善点も見えてきた。
相対サービスの変革が待ったなしになったこと。
飲食店しかり、宿泊業しかり、サービス業しかり。
今までのやり方では、
十二分に収益を得ることができなくなってきた。
旧来からの稼ぎ方が通用しなくなったといえます。
では、どうすればいいのか?
一番良くないないのは、そのまま、ひたすら耐えること。
というのも、
コロナワクチンが一定度普及して、元に戻ったとする。
今までの消費者行動は、もちろん戻ってくるでしょう。
しかしながら、
それに加え、新しい消費者行動を得た方々は、
新しいやり方で、日々を送ることが必須です。
旅行も再開するでしょう。
外食もするでしょう。
それに加え、
コロナ禍で生まれた新しいやり方もちゃんと取り入れた、
仕事や生活の仕方がプラスされる。
そんな時代になってくる。
ヒントは、お客様のお困りごと
ニーズではなくて、お困りごとです。
ニーズは、捉え方によれば、欲です。
こうだったらいいなとか、あれしてみたい。
それに対応する商品サービスを提供すれば、
待ちの姿勢でも、商売が成り立った。
これからは、
そもそも、お客様が消えてしまった時代。
お客様がもつニーズを探索するのが難しい時代ともいえる。
身近なお困りごとに対応できる商品サービスを、
社ならではのノウハウで解決できるか?
それに対応する対価を得ることができるのかということに、
焦点をあてるのが、これからのやり方だと考えています。
お腹が減った。。。たとえば。
今までなら、
スーパーに行ってお買い物。
帰り道にデパートによってお惣菜を買う。
コンビニにふらっと寄る。
といったところでしょうか?
コロナ禍で、
新たな方法で、
お腹減ったというお困りごとを解決できることがわかってしまった。
デリバリーしかり、お持ち帰りしかり。
顧客体験が変わったのです。
顧客体験、
つまり、顧客の消費行動から得られる満足の仕方がかわった。
時代が変わったのです。
それに対応する商品サービスを開発が急がれます。
社長に必要な心構え
ということは、
これまでの、商売の仕方を今一度見直す必要がある。
世の中の変わりようを目の当たりにして、
自社なら、こういう解決策(空腹を満たすとか)を、
世に提示する必要がある。
そのためにも、
世の移り変わり、消費者の心変わり、行動の変化を、
つぶさに、捉え、新たな消費行動を作り出す必要が不可欠。
自粛が求められる今だからこそ、
逆に、消費者の懐に入っていく。
現実、現地、現物を、肌身をもって、アンテナ高く、
拾っていく必要があります。
また、自社単独ではできないことも多くなってきました。
デジタル化しかり、宅配しかり、商品サービス開発しかり。
しっかりと、手を携える相手と商売を進めていく時代になった。
コロナ対策をしっかりとして、
安全地帯で、経営者同士会食してもいいのではと考えています。
密談です、コロナ後を見据えて。
もし、ワクチンが、
オリパラまでに接種できるとしたら、
残された時間は、数ヶ月。
今が最後のチャンスかもです。
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