ヒト・モノ・カネの本質
きのう、ある個人向けサービス業のスタッフミーティングに参加。
スタッフ間の人間関係に影が。。
チームワーク力が高いお店でのできごと。
そのお店さんは、社内恋愛禁止という暗黙のルールがあります。
というのも、
仕事のチームワークに支障をきたすかもしれないし、
将来、別れたときに、チームが崩れるかもしれないし、
また、2人で、独立するかもしれないという経営上の損失が出るかもしれない。
そういう理由で禁止されていました。
スタッフミーティング
これは、ワタクシが、ご提案したことでした。
一度、ちゃんとわだかまりがないよう、
しっかり話し合う場が必要との判断です。
先輩社員が、思いを、つたなさがあれど、
今の心境を語る。
その2人とは、共通の友人関係があり、
一緒に遊んでいたことが、今回の恋愛の発端。
いけないことだとわかりながら、
それを、深く考えず、そのままにしてしまった。
応援したい気持ちがあるけど、それは、禁断のこと。
涙ながら、後悔の念を語っていました。
上位職の店長やマネージャーからも、
今、自分たちがどんな状況からあるのか?
しっかり認識してほしいとの指摘も。
最後に社長からは、
この件に関しては、もうどうでもいいこと、
この先のことはわからない、
付き合おうと、別れようとそれはそれ。
ということで、不問に付すことを伝えられました。
会社というのは、COMPANY、
ヒトの集まりであり、
チームワークが大事ということを強調していました。
社長と晩ごはん。
その後、近所のファミレスで、
社長とご飯を食べ、振り返りをしました。
創業から丸2年。
事業規模も大きくなり、
とても、自分ひとりだけでは、マネジメントできない。
スタッフがいてこその会社だと断言。
確かに自分は社長だけど、
立ち位置が社長というだけであり、
スタッフがいて、初めて成り立つと。
経営資源で、ヒト・モノ・カネの配分というけれど
この1件、ワタクシ自身、深い学びを得たと考えています。
ヒトは、ノウハウの塊であると考えています。
それだけはなくて、
感情を持ち、育っていく、変化していくんだと。
創業前からご支援させていただいているのですが、
社長のイズムが隅々まで伝わり、染み込んでいて、
それを、スタッフがまた、事あることに立ち返り、
自らの解釈をいれながら、後輩に伝えていく。
確かに、
コロナショックのとき、ブラックアウトのときは、
社長のリーダーシップが問われます。
しかしながら、そのリーダーシップも、
普段のチームワーク力を向上の取り組みが、
個々のスタッフで行われてこそ、発揮できる。
そして、社の成長とともに、
チームワーク力を備えた人材も集まってくる。
残念だけど、チームワーク力の弱い人材は去っていく。
そして、より強固なチームワーク力が醸成されていく。
さらには、お客様もヒト。
ともに、サービス・商材を通じて、成長していく。
モノは、買える。
カネは、借りれる。
ヒトも一応は、臨時雇用で、頭数は揃えられる。
けど、
チームワーク力を発揮できる関係になれるかどうか?
ここが社長の器が問われるところ。
中小企業であるがゆえ、
いや、大企業でも同じでは?
という一件でした。
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