「開業したけど、お客さんが思ったより来ない」
「チラシを配っても反応が薄い」
そんな声を、長崎で創業支援をしていると毎月のように耳にします。
でも実は、創業3か月の過ごし方で、その後3年の成果はほぼ決まります。
“集客よりも大切な3つの数字”を最初に整えることが、
「長く続く商売」と「一瞬で終わる商売」を分けるのです。
「売上の構造」を数字で可視化する
創業時に大切なのは、“売上をどう作るか”を数式で表すことです。
たとえば諫早市で移動販売カフェを始めたSさん。
最初は「日々がんばる」しか頭になかったそうですが、
1日の売上を【客数 × 単価】で分解して考えるようにしたら、
「今日はあと3人に買ってもらえたら1万円」と具体的な目標が見えるようになりました。
この“小さな数式化”が、継続の原点。
「なんとなく頑張る」から「数字で目標を追う」に変わることで、
行動が整理され、無駄な焦りが消えます。
集客より「再来店」と「紹介」
開業直後に集客だけを追うと、広告費だけが先にかかります。
でも実際に商売が安定するのは、“再来店”と“紹介”が増え始めてから。
たとえば大村市のパン屋Kさん。
開業当初はInstagram広告に毎月5万円を投じていましたが、
「2回目の来店」をKPIに切り替え、
ポイントカードをスタンプアプリに変更。
結果、半年後には広告費ゼロでも売上維持。
さらに紹介カード経由の来店が全体の25%に。
“お客様に次の行動を促す仕掛け”を持つこと。
これが、長崎のような口コミ文化が強い地域では特に効果的です。
創業者の「時間配分」が収益を決める
創業3か月で最も差がつくのは、“時間の使い方”。
特に「作業」と「思考」のバランスをどう取るかがポイントです。
たとえば長崎市内でエステサロンを始めたAさん。
開業1か月目は毎日予約対応に追われ、振り返る時間がなかった。
しかし毎週月曜を「経営時間」にあて、数字の振り返りを始めたところ、
2か月目にはキャンセル率が8%減、客単価が1,200円アップ。
このように、数字を見て考える時間を先に確保することで、
効率よく改善サイクルが回り始めます。
経営者の声
「開業して3か月が経った頃に、一度立ち止まって数字を見たのが転機でした。」
— 諫早市・カフェオーナー S様
「リピーターが増えたら、精神的にも安定しました。」
— 大村市・パン店 K様
まとめ
創業初期に必要なのは、広告や補助金ではありません。
それよりも「数字を習慣にする仕組み」を持つこと。
どんなに小さな商売でも、
【売上の構造 → 再来店の仕掛け → 時間配分】を整理することで、
3年、5年と続く“地に足のついた経営”ができます。
ブルームプランでは、創業者の方と一緒に数字の見方を整理し、
「数字が味方になる経営」をサポートしています。
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