そして、五臓六腑に染みこませる伴走を
経営を続けていると、どうしても頭の中に“モヤモヤ”がたまってきます。
「この方向で本当に合っているのか」
「売上の波が読めない。次の手が浮かばない」
「従業員には伝えているつもりなのに、動きがバラバラになる」
言葉にできない不安ほど、心も体も重くなるものです。
そして、その“言語化できていない状態”のまま指示をしてしまうと、
どれだけ部下に気持ちがあっても——
“めんどくさい”と思われるだけで、行動につながりません。
それは決して経営者としての能力の問題ではありません。
ただ、頭の中の情報が整理されていないだけなのです。
私は、中小企業診断士として多くの経営者と向き合うなかで気づきました。
**「経営者は、正しく整理された“言葉”さえ手に入れば、必ず動き出せる」**ということに。
言語化 × 数値化 × 情熱、“解像度”を上げると、経営は自然と前に進む
経営に必要なのは「根性」でも「ひらめき」でもありません。
最初に必要なのは、ただひとつ。
“自分の考えを、言葉として取り出すこと”。
その上で、
何を目指しているのか。
どこに課題があるのか。
どこにチャンスが眠っているのか。
これらを、過度な専門用語に頼らず、経営者の言葉で丁寧に整理します。
そこに「数値という確かな物差し」と、
「経営者自身の情熱」という人間らしさが加わると——
経営の“解像度”が一気に上がり、伝わり方が変わります。
すると、従業員も、お客様も、取引先も、
“何を大切にしている会社なのか”が腹に落ちていきます。
五臓六腑に染み込むように、自然と動きが揃っていきます。
経営者の孤独に寄り添いながら
伴走型で、一緒に「言葉」を育てていく
私は「上から教えるコンサル」ではありません。
長崎らしい、やわらかい距離感で、
経営者の横で一緒に考え、一緒に整理し、一緒に前に進むスタイルです。
・悩みを正直に話せる人がいない
・相談したいけれど、どこから話せば良いのかわからない
・会社の方向性をまとめたいけれど、どう言語化すれば良いかわからない
こんな声を、多くの経営者から聞いてきました。
だから私は、まず「聴くこと」から始めます。
表面的な問題だけでなく、
経営者自身が気づいていない“言葉になっていない想い”を丁寧にすくい上げます。
そして、“想い”と“数字”の両面から未来を組み立て、
経営者自身が納得し、腹落ちし、
**「よし、これでいこう」**と言える状態まで伴走します。
言葉が整うと、会社が整う。
経営者が変わると、周りの景色が変わっていく
言語化された言葉は、会社のあらゆる場面で力を発揮します。
・スタッフへの共有
・お客様との関係構築
・新しい挑戦への一歩
・迷ったときの判断基準
・採用や育成の軸
どれも、言葉が整っているかどうかで大きく変わります。
そして、言葉が整うと、
会社の空気がスッと軽くなり、前に進むスピードも変わります。
私は、その変化を何度も見てきました。
経営者が「自分の言葉」を手に入れたとき、
周りの景色が変わりはじめる瞬間を。
経営は、一人で抱え込まなくていい。
諫早・長崎の事業者の方々と向き合う中で、
“経営者の孤独”は、想像以上に深いことを知りました。
でも、それを一人で抱え込む必要はありません。
あなたの中にある想いや不安は、必ず言葉にできます。
言葉にできたものは、必ず形にできます。
もし今、頭の中がモヤモヤしていたら——
そのままにせず、一度言葉にしてみませんか。
あなたの想いが五臓六腑に染みこむまで、
そっと、しっかり、寄り添いながら伴走します。



