創業融資を一発で決める方法！｜北海道札幌市｜中小企業診断士国仙悟志の「こくろぐ」

実録！前向きに検討しますと言わせる方法

来年１月４日。
ワタクシたち家族の節目の日になります。

株式会社OpenSesameが成立します！

代表取締役社長：妻
専務取締役：ワタクシ
取締役営業部長：むすめ

３人で、まずはスタートします！

んで、問題となるのは、資金調達です。
みなさまの関心が高いと思います。

そこで、
実録、日本政策金融公庫さまに、
一発でOKをもらう方法を披露しちゃいます。

商工会議所のご紹介で、
日本政策金融公庫相談会に行ってきたのであります。

自己資金は手厚く。

弊社株式会社ブルームプランの従業員として勤めていた妻。
弊社で、
中小企業退職金共済と
さぽーとさっぽろとで、
退職金制度を活用し、
全損で、資金を積み立てておりました。

この度、弊社を離れ、
この退職金を受け取り、資本金にしました。

退職金の税制で、所得税なし。

つまり、
全く持って、税金を１円も払わずに貯めたお金。

とにかく、
スタート時に、多くの自己資金を手厚く用意することが大事です。

事業計画

ご提示したA4ペーパー１５枚。
（現在、さらにパワーアップして、２５枚）

コンセプトに始まり、
何を、誰に、どんな付加価値を提供するのか？
それはどのように？

会社の形態は？

スケジュール感は？

そんなこんなをこと細かにまとめました。
（ここは、ワタクシ経営コンサルタントですので、、、）

読み物としての面白さも求められます。

そして、
あー、こういうビジネスで、
こう、儲けるのね。

と、分かるように書くこと。

これが大事です。

計数計画

いわば、損益計算書を、
年度ごとに、よこに並べて、
未来に向けて、どうなっていくのか、いきたいのか？

ここで問われるのは、積算根拠です。

もう一度書きます、積・算・根拠　です。

掛け算で、書いていく。

例えば、カフェの売上高とすれば、
２０席✕１．５回転✕平均単価８００円✕２５日✕１２ヶ月＝７，２００，０００円

売上高も、経費も、全ての項目で、
積算根拠を出すのです。

経費で言えば、
たとえば、家賃。
２００，０００円✕１２ヶ月＝２，４００，０００円とか。

これの積み上げが、計数計画になります。

公庫様式の創業計画書だけでは、まったく足りない。

先程書いた、
事業計画と計数計画は、弊社オリジナル。

そのオリジナルの計画から、公庫様式に落とし込む。

ここ大事です。

それができないなら、
創業融資は受けられないと考えてもいいです。
受けられないというより、ハードルが高くなります。

資金使途は明確に。

一体なんのためのお金が必要なのか？

これ大事です。

今回の場合は、
仕入等にかかる代金の２．５ヶ月分＋備品代としました。
いわゆる運転資金というわけです。

今回の場合、
絵本・食材（２．５ヶ月分）
報酬・給与（２．５ヶ月分）
賃借料（２．５ヶ月分）
その他固定費（２．５ヶ月分）
として、しっかり、金額を試算し、記入しました。

で、融資を受ける日程調整へ。

面白いですねー、マスコミもくるんじゃないんですかーと、
お言葉をいただきました。

１月の後半なら、日程調整可能なので、
最終的にお申し込みいただき、
本審査に入りますと。

おそらく、２月中旬頃には、融資を受けられそうです。

ポイントまとめ。

・自己資金は、とにかく集めること。２５０万円はほしい。
・希望融資額は、５００万円くらいに抑えること。
・５００万円を超えてくると、市中金融機関との協調融資となるので、ハードルが上がる。
・資金使途は明確に。
・公庫様式の計画書以外の事柄もしっかり考えまとめること。
・公庫様式以上に、数字の根拠を示すこと。

最後に、大事なのは、情熱です！
やる気のない人には、公庫さんだって、貸しません！

少しでもご参考なればと思います！

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