売上不振という現象と真因と処方箋
最近、ワタクシ、
ちょっと、体調が思わしくなく。
なんとなくという感じなんです。
しっかり食べて、寝て、まではいいのですが、
思うようにカラダが動かない。。。
ともしているうちに、
古傷であったはずの親知らず抜歯跡地が腫れてきました。
明らかに、顔も腫れ上がる。
これはいかんと、歯医者さんに行ってきました。
原因は、
抜歯したあとにできた歯茎の中の空洞があること。
そこには、液体が溜まっていて、時に、膿んでくるとのこと。
それが原因で、今回の体調不良に繋がった。
歯医者さんの曰く。
まずは、化膿止めの薬で様子見。
繰り返す恐れがあるので、
いずれは、口腔外科で、その空洞(性格には嚢胞)を取る手術を、
との診断。
根本的に直さないとだめなのね。
売上高が上がらなくて。。。
そんなご相談を受けることが多くなってきました。
アフターコロナで、経済再開という感じですが、
思うように、売上高が回復・上昇しないというお話です。
売上不振というのは、
売上高がとれないという現象です。
いくら、売り込んでも、気合をいれて営業をかけても、
根本的に上がることはありません。
それでも、短期的に対処するのであれば、
前にも書いたことがありますが、
テクニック的な本を買って取り組んでみましょう。
売上不振という病は、
ワタクシの例で言えば、
歯茎が腫れていることです。
対処療法として、投薬といったところです。
気合をいれて、本を読んで、マーケティング的なことをする。
さて、これでいいのでしょうか?
効果は長続きするでしょうか?
真因はここにある。
本当の原因のことを、真因といいます。
ワタクシの場合で言えば、
レントゲンでしかみえない、奥歯の歯茎中の嚢胞のこと。
これを取り除くことしか、真因を解決することはできません。
では、売上不振という現象に対する真因はなにか?
一言でいえば、ミスマッチです。
何のミスマッチかといえば、
企業が提供するサービスと、最終消費者が欲しいサービスのミスマッチです。
企業のサービスは、
みなさまに知らせるところから始まって、
個々のお客様に相対して、
納得の上、買っていただいて、
その後も、あー買ってよかったなと思っていただいて、
あそこの会社さんのサービスよかったよーと言いふらしていただいて、
また、来てくれる。
このサイクルができて、
初めて、売上不振という病を克服できます。
ここで、企業さんが忘れがちなのが、最終消費者の目線です。
お金を出す人と本当に使う人、どちらも最終消費者です。
この視点・目線が大事です。
例えば、我が家で言えば、
学習塾がそれにあたります。
お金を出すのは、親、利用するのは子供であります。
双方が満足して、初めて、継続するに値するわけであります。
どうでしょうか?
最終消費者の視線・目線をもってして、
商材を生み出し・送り出し・お付き合いしているでしょうか?
今一度点検してもいいのではと思います。
処方箋はあるのか?
あります。
ただし、中長期的に取り組む必要があります。
処方箋というくらいですから、
企業さまごとに、違う処方箋になります。
とても、個別具体的です。
とりあえず、定番の薬を飲んでということにはなりません。
商材を供給する企業さまの状況改善、
最終消費者の心変わりに対する対応策。
この2点を、マッチングさせる目的で、処方箋を書いていく。
そして、
その処方箋は、症状が変われば、その中身も変えていく。
そうすることで、
病は治り、体力もついて、新しい未来に向かっていけます。
最近、そんな処方箋をどんどん書いているワタクシであります。
さて、今日も処方箋を作っていきますわ。