長崎の小さな商売でよくある4つの理由
「決算書では黒字なのに、なぜかお金が残らない…」
長崎で経営者の方々とお話ししていると、このような悩みをよく耳にします。
飲食店や小売店、サービス業など、小さな商売をされている方ほど
「日々忙しいのに、なぜか手元にお金が残らない」
という感覚を持っているのではないでしょうか。
これは決して珍しいことではありません。
実際、多くの中小企業や個人事業主が同じ悩みを抱えています。
そして、その背景には大きく分けて4つの理由があります。
借入金の返済が資金を圧迫している
商売を続けるために銀行や公庫から借入を行うことは珍しくありません。
しかし、返済は「経費」にはならず、利益が出ていてもキャッシュフローを直撃します。
たとえば、毎月の返済額が30万円あれば、その分現金が必ず減っていきます。
利益が出ている=お金が増える、ではないのです。
ここを誤解している経営者は少なくありません。
仕入や在庫にお金が寝ている
飲食店や小売業では「売れる前に仕入れる」のが当たり前。
ところが、仕入れすぎて在庫が積み上がると、資金繰りを圧迫します。
たとえば在庫が50万円分あると、
実際には売上になる前に50万円が寝てしまっている状態です。
売れれば利益になりますが、売れるまでの間はお金が止まってしまうのです。
売掛金の回収が遅れている
売上は計上されていても、入金が先延ばしになっていると、現金は増えません。
例えば「月末締め翌月末払い」という取引条件の場合、
売上が発生しても実際にお金が入るのは1〜2か月後。
大口の売掛先があるほど、資金繰りに影響が出やすくなります。
黒字でも手元にお金がない大きな原因のひとつです。
投資と経費のバランスが悪い
「新しい設備を入れればもっと売上が伸びるはず」
「広告費をかければ集客できるはず」
こう考えて支出を増やした結果、利益を食い潰してしまうケースも少なくありません。
もちろん投資は必要ですが、
バランスを欠くと「黒字なのに資金ショート」という事態を招きます。
お金を残すために大切なこと
お金が残らない理由は、
この4つのいずれか、あるいは組み合わせで起きているケースが大半です。
つまり「黒字=安心」ではなく、「お金の流れ=安心」なのです。
商売を続けていく上で大切なのは、売上や利益の数字だけでなく、
キャッシュフローを定期的に確認すること。
そして「売上・原価・利益・入金」の関係を正しく理解し、数字を味方につけることです。
長崎の商売人へのメッセージ
長崎で頑張る小さな商売の方にとって、「数字」は決して難しいものではありません。
ほんの少しの知識と習慣で、お金の残り方は大きく変わります。
数字に苦手意識を持つ経営者の方こそ、一度立ち止まって見直してみてほしいのです。
まとめ
「黒字なのにお金が残らない」には必ず理由があります。
借入返済・在庫・売掛金・投資、この4つを見直すことが第一歩です。
ブルームプランでは、長崎の小さな商売の方と一緒に数字を整理し、
「数字が味方になる」ようなお手伝いをしています。
お金を残すための一歩を踏み出そう
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