「SNSを頑張っているのに売上が上がらない」
「お客様は来ているのに、なぜか利益が残らない」
そんな悩みを持つ経営者の方に共通するのは、
“数字の整理”が感覚に任せきりになっていることです。
売上は運でもセンスでもなく、3つの数字のかけ算で生まれます。
今日は、その「売上を変える3つの数字」を、長崎の実例を交えて解説します。
① 客数 × 単価 × リピート率
売上=客数 × 単価 × リピート率。
この3つのどれかが少し変わるだけで、全体の売上は大きく動きます。
たとえば諫早市の古民家カフェ。
オーナー夫妻は「地元に人を呼びたい」という想いで始めましたが、
開店当初は「平日はお客様が少ない」と悩んでいました。
そこでまず「客数」ではなく「リピート率」に注目。
来店2回目以降の方に季節限定メニューを案内し、Instagramで再訪を促した結果、
月の客数はほぼ変わらなくても、売上が12%アップ。
“たくさん来てもらう”より“もう一度来てもらう”方が、実はコスパの良い売上向上策です。
少しの工夫で、数字はすぐに味方になります。
② 粗利率の改善が利益を守る
売上が上がっても、利益が残らなければ意味がありません。
商売で本当に大切なのは、「売上」ではなく「粗利(売上−原価)」です。
たとえば長崎市内の弁当店・M様。
原価率を月ごとに記録したところ、
繁忙期と閑散期で約6%の差があることがわかりました。
仕入れ量の調整と一部メニューの値付けを見直した結果、年間で40万円以上の利益改善。
しかも価格を上げた商品ほどリピーターが増えたのです。
これは「安くすれば売れる」という思い込みを捨て、
“お客様が本当に価値を感じる部分”を見直した効果です。
利益は「数字の管理」からではなく、「提供価値の整理」から生まれます。
SNSより“口コミの設計”を
どれだけSNSを更新しても、投稿が届くのは既存フォロワーだけ。
それよりも、“リアルな口コミ導線”を設計することが大切です。
たとえば、長与町の美容室A様では、
紹介カードを紙からLINE紹介コードに切り替え、
「紹介された方にも10%オフ」「紹介者には次回ドリンク無料」としたところ、
半年で新規来店が1.7倍に。
口コミは偶然に頼るものではなく、設計できる仕組みです。
紹介特典や手書きのメッセージ、記念写真など、
「つい誰かに話したくなる」仕掛けをつくるだけで、広告費ゼロでも新規が増えます。
経営者の声
「数字を見える化したら、頑張りどころがはっきりしました」
— 諫早市・カフェ経営 N様
「“売る”ことより“選ばれる理由”を意識したら、単価が上がった」
— 長与町・美容室オーナー A様
まとめ
売上アップは、行動量ではなく“数字の理解”から始まります。
客数・単価・リピート率という3つの数字を日常的にチェックすることで、
「どこを改善すべきか」が自然と見えてきます。
ブルームプランでは、数字を“使える形”に整理するお手伝いをしています。
Excelや手書きノートから始めても構いません。
大事なのは、「数字が経営判断の味方になる瞬間」を感じることです。
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