中小企業診断士として独立してから、日々多くの社長さんとお会いするなかで、
ずっと心の中にあった思いがあります。
「社長の孤独を、少しでも軽くしたい」
「誰にも言えずに抱えてきた不安に、そっと寄り添える存在でありたい」
そんな思いを、これまで対話で、支援で、
そして地域でのつながりの中で形にしてきました。
このたび、その積み重ねを
一冊の本としてまとめる挑戦(Kindle出版) を始めました。
なぜ本を書こうと思ったのか
私が独立を志した原点は、かつて百貨店の破綻の現場で、
“誰にも弱音を吐けないまま前を向こうとする社長さんたち” の姿を見たことです。
長崎・諫早で活動するようになり、地域の社長さんとお話しするたび、
あのとき感じた思いはますます強くなっていきました。
「経営の悩みは、決して一人で抱えなくていい」
そのメッセージを、
必要とする方に静かに届けたくなった――
それが、今回の出版挑戦の理由です。
本で伝えたいこと
この本では、決して難しい理論や専門用語は並べていません。
主役は社長さんです。
私はただ、そばで見てきたこと、感じたことを、
一つひとつ丁寧に言葉にしているだけです。
- 社長の孤独はどこから生まれるのか
- 言葉にできない悩みが、どう会社を重くするのか
- 小さな会社だからこそ見える「気づき」の力
- 無理に押さず、社長のペースで変化が起きる瞬間
- 長崎の距離感がつくる“安心”と“関係性”
そんな、現場の実感と静かな学びをまとめた内容になっています。
(原稿は現在執筆中です。近日中に形になるところまで進んでいます。)
読んでほしいのは、こんな社長さんです
- 相談相手がいないと感じている
- 誰にも言えない不安を抱えて踏ん張っている
- 今の会社を立て直したいけれど、何から手をつければ良いかわからない
- “診断士”という存在に触れたことがない
そんな方の心が、少しでも軽くなる一冊にしたいと思っています。
最後に ― そっと背中を押す本を目指して
出版というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
これは「大声で何かを伝えたい」という挑戦ではありません。
静かに、でも確かな想いを、必要な人に届けたい。
そんな、小さな一歩です。
進捗はまたお知らせします。
温かく見守っていただけると嬉しく思います。
国仙悟志



